はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

わたしは必死だったの・・・

 
一途な声に聞こえます・・・(*^_^*)
 
 
hiroさんのブログで転勤の辞令の話しがあったので、自分が転勤したときのことをおもいだしました。
かねてから希望していた東京勤務になった春のこと。
 
仕事に行こうと玄関に近づいたときに、
ドアのすぐ外に複数のひとの話し声が聞こえたので出るのをためらっていました。
「ばかにしてやがる。あの女、火つけてやるからな・・・」なんて聞こえて
ドアスコープから覗くと後ろに髪をまとめた男性の姿がみえました。
その途端、水のようなものををバシャバシャッとかけていく音がして・・・
私はびっくりしてドアを離れ部屋の反対側のベランダ近くにいって座り込んでしまいました。
 
私の部屋は3F建てのワンルームマンションの3Fの奥から2番目の部屋でした。
奥のひとは、フライトアテンダントって聞いていましたが、
たまに部屋から大きな音楽が聞こえるぐらいで面識はありませんでした。
きっと遊び人のひとで、ガラの悪い人を怒らせちゃったんだ・・・どうしよう。
 
私の部屋は引っ越ししたばかりで ベランダにはまだいっぱいダンボールが処分されずに立掛けていました。
怖くて怖くて、まず、その頃遠距離でつきあっていた夫の家に電話をしました。
声を聞いたとたん 涙は出るし、声はでなくて・・・怖いときって、ひとはお腹から声がでないのです。
どうにか夫に説明したところ
「とにかく警察に電話しなさい。そして、お兄さんにも連絡して。それから、またかけて。」
警察ってどうかける?ひゃくとうばんってどうかける?110?03110?・・・なんて言えばいいの?
頭の中がグルグルしながらも警察に電話をして・・・それから兄にも電話しました。
 
夫にまたかけて、「大丈夫だから、落ち着いて。ベランダから外の様子をみて。」といわれ
腰が抜けてたちあがれないのをやっとのことで下をのぞいてみると 入り口には四角いバンが停まっています。
先ほどみかけた髪を後ろに結んだ男性が何やら地面のところの蓋を開けたりしていて・・・
その男性にひとりの老女が声をかけているようでした。
「何をやっているの。」
「うるせえ、くそばばぁ。」
それを夫に説明しながら、わたしは涙がボロボロ・・・どうしよう死んじゃうよぉ。
 
そこにパトカーがやってきて・・・
 
 
しばらくして、ピンポーンとインターホンがなったのでドアを開けると警察のひとがふたり・・・
「電話をされたかたですね?」と 聞かれ
「はいそうです。もう大丈夫なんですか?」と 涙でぐずぐずの顔でこたえました。
 
 
もちろん、つづく・・・