[運命の女」について
おととい、飲み会に参加する夫を少し離れた地下鉄の駅まで送っていくときのこと・・・
以前わたしが観ていたら・・・批判めいたこといっていたし。
恋愛映画、あんまり好きじゃないのに。
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恋に落ちてしまうという話し。
夫は気付きながら、妻の様子に胸を痛めている・・・
一緒にお風呂にはいろうとして、逃げられてしまったり健気な様子の夫。
青年のところにいった際、夫が愛をこめて妻に贈ったプレゼント’スノードーム’をみつけてしまい ついカッとして青年を殺してしまった夫。
警察が家にやってきて、その場をやり過ごしたものの ・・・
妻は夫に何をしたか尋ね、夫はそれまでの感情を妻にぶつける。
どれだけきみを愛してきたか、それなのにきみは、あんな奴と!
子供を連れて3人で遠くに逃げると考えながらも、警察書の前の交差点で車を止めたままどこにも進めない・・・
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この映画について、夫が話しだす。
「あのフランス人の青年の部屋、格好よかったよね・・・。
部屋をみただけで人物像がわかるような感じで、さりげなくサンドバックとかがあって
体を鍛えているっていうのがわかる。」
「そうだね、古本もおしゃれに積んであったし 彼の雰囲気がでてる感じよね。」と私。
・・・ カッコイイ青年だったよね♪
「それにしても、アメリカ人の女は感情を表すのが激しいよね。まだ、ちょっと仲良くなったぐらいのときでも 彼が他の女性といちゃいちゃしてたら すごい剣幕でぶつかっていってさぁ。」と夫。
「そうね、自分とはただの’お楽しみ’ぐらいかもって おもわないんだもんね。
本人同士しかわからないような 運命の出会い って認識があったとか。」と私。
・・・ 夫はそういうことされるの、嫌いだもんね。だから、しない。
それに、本人同士しかわからない感覚ってあるんだよ、ふふふ。
「それにしても、夫がプレゼントしたスノードーム。そりゃぁ あれが男の部屋にあったら
きれるよ。どういう感覚なんだろうね?」と夫。
「そうね、あれは 無いよね、あれは、失礼だよ・・・。」と私。
・・・ 私なら しないなぁ。さすがのリチャード・ギアもたまらなかったよね。
この映画のリチャード・ギアは痛々しかったもん。妻への愛があったし。
「最後はあの車どうしたと 思う?」と夫。
「そうね、逃げるにはまだ子供が小さかったもんね。警察にいったら、夫は逮捕だしね・・・。」 と私。
・・・ うちはもう子供も大きいしね。二人で逃げようってパワーないかも。
ずっと罪悪感を持ちながらふたりっきりってつらいし。
でも、警察にいく夫を待ち続けるのも 無理かもね。
私がこの映画が好きなのは、ダイアン・レインが
母で妻だけど、ひとりの女性として素敵なところ。
ファッションも素敵だし・・・。
リチャード・ギアも充分愛してくれてるのがわかるのに、それはちょっと残念だけれど。
運命の出逢いだったのね。
離婚してしまう覚悟があったかどうかわからないうち
だったけれど。
どんどん惹かれてしまって、日常の自分を忘れてしまうとこ・・・わかったりして。
ふふふ。
※ めずらしく、夫と恋愛映画について語り合ったのでした。