はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

沢木耕太郎 の 「深夜特急1」 を読みました

先日、子供ができるまえまで最後にお世話になった旅行社の仲間と久しぶりに逢うことがありました。
それは元上司の一周忌という悲しい理由でした。
でも、だからこそ 大阪や香港から集まったので きっと元上司が引き合わせてくれたのだと思います。
そのときの会社は時代に流されたような残念な理由でなくなってしまったので、
その後のみんなの様子を聞くのもとても楽しかったです。
 
現在香港の日系企業で働く同じ歳の独身女性。
いくつかの転職のうえ、現在の会社は10年以上も勤めるお局とのこと・・・綺麗な可愛らしいお局です(笑)
活き活きしていてうらやましかった♪
 
それで、また刺激を受けてしまって(笑)イメージ 1
以前から気になっていた「深夜特急」を読んでいくことにしました。
作者の沢木耕太郎の自身の紀行文で、
テレビでは俳優の大沢たかおが演じていました♥
インドのデリーからイギリスのロンドンまでバスだけを使って旅をする。
バブル期世代の女子にはなかなか想像できない。
地球の歩き方」とも違うかしら・・・ととても楽しみ。
 
わたしは結婚前、旅行社でツアーの企画や手配をしていました。
いわゆる普通の旅行を扱う仕事でしたので、このバックパッカーのような旅行は気になりつつも自分では無理とおもっていました。
その頃出会った夫がそういう旅行をするひとで、その新鮮さにひかれ楽しんだ時期もあったのですが・・・。
それがずっととなると、もうそろそろ あの頃の普通の旅行がしたくなっています(笑)
夫にすれば、今の旅行は充分贅沢だそうですが。
 
 
深夜特急1・・・香港・マカオ
インド・デリーまでの格安の片道キップの購入の際、他に2都市のストップ・オーバーができるということで
香港とタイ・バンコクを選んだことによる、最初の香港ステイの話しから。
 
本に出てくる道やホテルなどをネットで確認しながら実際に行動しているような気分で読み進めます。
1970年代なので、ホテル名はかわっていても ここのホテルのことだな~なんてわかって。
作者が感動したようにロビーや客室の写真をみたり、つい他のひとのブログでそこの雰囲気を感じたり。
私が仕事で現地のオペレーターの人と行動した香港や、夫とツアーを放棄してウロウロした現地の様子も
思いだしながら・・・それ以上に すごくチープで現地に溶け込みすぎの作者の姿をおってみる。
 
マカオは奥さんに内緒で結婚記念の旅行を申し込まれたお客様に香港旅行の途中でのアレンジを手配したことはあったのだけど私は行ったことはありませんでした。
ポルトガル情緒たっぷりで素敵な街、カジノでゴージャスな気分を楽しめる場所だとおもってましたが・・・。
カジノにはまるとどうなるのか、心配で心配で 「早く正気にもどって、旅行を続けて欲しい」なんておもってしまいました。
韓国のカジノだったでしょうか、ハマりすぎて抜け殻のようになり家に帰れなくなっている人がいるということを
随分前に聞いたことをおもいだしました。
作者はどうにか、香港に戻ることになりましたが・・・。
私は もともと怖がりの心配性なので、これからどんどん ドキドキする旅行が進んでいくようです♪