2013-07-07 月 #詩 ひとりベランダにでて 蛙や虫の音を感じる おだやかな明りに促され そっと顔をあげる 微笑みとともに漏れる吐息 あなたがわたしを待っていたのか わたしがあなたを待っていたのか 深夜2時の待ち合わせ あなたを見上げると すべての音が消え わたしは純な気持ちになる あなたは 遠く逢えない彼であり 彼とわたしを結んでくれる 夜の空気は冷たくても あなたの明りは心地いい 空に姿がみえなくても いつもそこにいてくれる 彼を遠くに感じても あなたはずっとそこにいて