はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

本の読みかたを考える☆

中山可穂さんの「ケッヘル」上・下巻を昨夜やっと読み終えました・・・。
 
まずこの本を開いたときに、がっかりしたのです。
これは図書館で借りた本でした。
 
冒頭にホワイトの修正液がたてに塗られていて・・・「なに、これ~?」
それから、どんどん出てくる書き込み・・・
とうとう下巻に行くまでには 修正はあきらめた状態でそのまま(T_T)
 
主語が丸く囲まれていたり、
人物の親子関係が確認のように系譜になって記入されていたり、
「彼が」とあれば その人物の名前が書き込まれている。
 
これぐらいをメモる必要があるなら、自分で買ってよと悲しくなるような書き込みで。
鉛筆での記入だけど、
作者が考えて削ったりした文章かもしれないのに
不要な言葉まで読まなくてはならないのが辛かったです。
それが、最後の最後まで続いたので・・・マナーのなさに情けなくなりました。
 
息子が小学生の頃、
わたしは小学校で図書ボランティアとして「読み聞かせ」や「本の修繕」などを
手伝っていました。
本を手荒く扱うことによる破損や、挿絵に落書きや上書きがあったりはみたことありますが、
文章の追加、主語の確認の○なんて はじめて!
難解な文章ではないのに・・・
本の修正をあきらめた図書館には、この本を以前借りたであろうひとに注意して
その方が読んだ履歴にある本を確認して修繕してほしいです。
 
次回はパラパラっと確認して・・・
でも、できれば購入するのが一番なんでしょうね。
ふぅ~