はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

「ソロモンの偽証」を見ました。


4月1日と11日に宮部みゆきさん原作の「ソロモンの偽証」前編と後編を観てきました。
テレビでみる予告編しか前知識はなしでした。
中学生の娘の希望もあって 観ることにした作品でしたが、
観た後の感想としては 「うーん、映画で観なくてもよかったかも。それも前・後編なんて」(^_^;)
前編でも はじめのほう少し寝ちゃったし、後編でも裁判がはじまるまで寝てしまっていた。
もちろん 涙したところや すごいセリフにショックを受けたりも。
学校の中のいじめ、中学生のこどもたちの人間関係 は複雑だ。
でも 大人も含めずいぶん ひとの心の奥の悪い部分が強調されているような内容だった。
そんなに悲しい世界を書くひとなの?作家の宮部みゆきさんって。
家にある本は息子が読んだ「ブレイブ・ストーリー」だけ。
娘に原作読んでみる?って聞いたけど そういう気にはならない様子だった。
なんと文庫本で6巻になるらしい\(◎o◎)/!
そこまでの話?
登場人物ひとりひとりの 内情までいろいろ書く感じになっちゃったのかな?

「いまはこういうの道徳の時間に NHKの学校ドラマとかで観て学ばないの?
 人を傷つけるのが平気になってしまうと こんなことになっちゃうんだよ。
 なんであんなのにも ひどいことを友達にいえたり したりできるんだろう。
 親も自分のことでせいいっぱいで 子どもの様子はみえなくなってるってこともいいたいのかな。」
と娘にいうと
「いまでも道徳はあるよ。そんなにドラマとか観ないけど。」
確かに娘のまわりの人間関係もいろいろある。
それにしても悲しい負の連鎖という感じだった。
すっきり爽やかな終わりとはいえない・・・これが人生なのか(;一_一)

わたしが学生のときは 重要だと考えずに受けていた「道徳」だけどやっぱり必要な教育なんだろうとおもう。


















たまたま以前映画館で観た「八日目の蝉」を撮った監督らしいけれど なんだか残念だったなぁ。

原作を読んだひとからすると 違ーう! という感じらしいけれど本のとおりにまとめるなんて無理だとおもう。
演技の 特に端役の学生のは 辛かった(^_^;)
いろいろ 娘とも感想を言い合えてよかった。
これが誰かと映画を一緒に観る面白味なんだろうなぁ。
娘にだから はっきり自分の感想がいえるだけなんだけど(^_^;)

後編の最後に U2 の“ With or Without You”が流れたのが 一番よかった~♪