はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

1泊2日、ひとり旅♪⑪


パーク棟のフロントには パークアートツアーに参加の若い御夫婦がいた。
御主人のほうが BABYを抱っこひもで抱いている。
わーい、少ない人数で嬉しい♪
このツアーはベネッセハウスに宿泊のひとだけが参加できる☆
そして パークは美術館ではないので写真を撮ることが許されている♪
今回の案内は フロントスタッフの チャイニーズの若い女性。
とても優秀そうなひとだった。日本語もていねいで上手だった。
(仕事でも中国人の若い女性とお話する機会があるけれど みんな優秀だとおもう・・・凄いなぁ。)

イメージ 1まずフロントに飾られている 作品から。
イメージ 2
「基層26Ⅱ」

まず質問された。
これは 何かわかりますか?
・・・写真です。
ふむふむ。

何を写しているといるとおもいますか?
・・・誰もあたらなかった。
女性の裸の写っている写真の一部を大きくしたものらしい。
わかんないよー(笑)

そして、B1Fの作品を観る前に 階段横の イメージ 3イメージ 4
窓を覚えておいて欲しいといわれた。
安藤忠雄さんの建築である建物の窓。

そうそう、客室へのドア横の彼も
正式に紹介された(笑)
ベネッセの社長のお客様を迎える
ウェルカムな気持ちもこの彼にあるらしい。

B1Fは 本村エリアの「護王神社」の杉原博司さんの作品がいっぱい。

イメージ 5階段を下りてすぐの作品は皇居の松林を撮ったもの。
建物を建てたあとに 杉原氏のギャラリーにすることにしたため
階段正面のラウンジのガラスのドアを光が通らないようにした。
当初はその先の海までみえるドアで視界の広がりを感じる空間だったらしい。
安藤さんのイメージを変更したことはとてもめずらしいことらしく
それに敬意を表す意味もあって この写真の下のライトは
階段の上の窓と同じ大きさにしているらしい・・・ほぉ。

イメージ 7イメージ 8「松林図」は屏風のようになっている。
これを観るためのベンチが 写真の反対側にある。
それを支えるのが これ♪
護王神社」の階段にもなっているガラスと同じ素材、カメラのレンズに使われるアクリルガラス・・・ほぉ。


イメージ 6これは安藤さんの「光の教会」を撮ったもの。

イメージ 9これは 向かいの壁からこの窓をみて
完璧?永遠?をあらわしているとか。

実際の中庭をのぞくと こんな感じ。
イメージ 10
枠があることで
ずっと上まで続いていると想像させる?・・・ほぉ。




イメージ 11
これは昔ながらの劇場?ストリート・シネマ?
案内してくれた女性は 仕事のあとなど
よくこの写真の前にくるらしく
いつも何か人生のようなものが 見えるらしい。
「みなさまには 何が映って見えますか?」
なんていわれちゃった。



他にもたくさんの杉原さん作品があった。
海と空の比率を1対1にして いろんな海で撮った写真のシリーズがあるが、
ここに展示してある作品も 出入り口の向こうにみえる 実際の水平線と同じ高さに設置されている。
夕食をいただいたレストランの外にも いろんな場所のその水平線が 
やはり本当の水平線と同じ位置になるように展示されている。
イメージ 12







どれも そう違いがわからないけど 撮るのは大変らしい。
必ず陸地から。それが 古代からの人間がみた風景と同じものということで。
海に船がいない、空にも雲や鳥がいない瞬間を撮るのに ずっとそこで待つ。
外に展示してある写真は時間とともに劣化することも楽しみに そうしているらしい・・・ほぉ。
説明されなきゃ ただの水平線っておもってしまうところだった(^_^;)

B1Fの 杉原作品の紹介で パークアートツアーは終わった。(20:30)
それから ゆっくり 夜のお散歩ということで 他の作品をみてまわった。

つづく