はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

1泊2日、ひとり旅♪⑨


直島に行った旅行の続きです。

宿泊のパーク棟からバスに乗ってベネッセミュージアムで降りた。
もう2回もここにバスで寄ったけど、降りたのは初めて♪
フロントに行く前に 撮った景色。
いい具合に陽が落ちかけていた。
歩いて散策しているひとがちょっと羨ましかったなぁ

時間までは フロントからみえる ブルース・ナウマンの「100生きて死ね」を眺めていた。
時間をおくごとに ネオンに光る言葉が違う。
その誰もいないスペースで作品の真正面に置かれた椅子に座り
何かを書いているひとりの外国人の男性がいた。
アーティスト?

しばらくして参加者が集まったところで 日本人の女性スタッフがあいさつをしてツアーがはじまった。
10人弱だったかなぁ。
そして たどたどしいながら ガイドがはじまった。
全部の作品についてではないけれど、アーティストが作品を作るうえであったエピソードなど
教えてもらいながら 観ていった。


写真は撮ることができなかったけど、いろんなブログや本では紹介されているものもある。

リチャード・ロングの 作品は 流木を集めて 円に並べたものとか
泥で壁面に環を書いたものなど
まずは安藤忠雄さんの建築ありきだったので アーティストたちも苦労したそうだ。
流木を集めて並べられた大きな円も「わたしでもできそう・・・。」とおもうほど(^_^;)
でも実はどの流木がどこにどんな風にと場所が決まっているらしい・・・凄い!

それにしても現代アートってどこまで許されるのだろうっていうほど自由な感じ。
ウルトラマン人形がL字型の鏡の間にびっしり真ん中に向かってたっていて
鏡をみると円になって中心に向かい万歳している作品まで。
「バンザイ・コーナー」柳幸典 ・・・ウルトラマン人形は床に固定されているわけではないので
少し触れただけでドミノのように倒れてしまう。
団結する美しさとこっけいさとそのはかなさまで表しているかのよう。

ジョナサン・ポロフスキー「3人のおしゃべりするひと」 は 3人のひと型の作品が
「チャット、チャット、チャット、チャット・・・」とずっと言ったり 鼻歌をうたったりとうるさいのだが
どうしても 関西弁で「ちゃう、ちゃう。ちゃう、ちゃう。」っていわれてる気がしてくる。
隣の作品について 「これは 何をあらわしているとおもいますか?」といわれ
誰かが答えるとよけいに「ちゃう、ちゃう。」っていわれてるようだった(笑

17:50 にツアーは終了。
やはり ただ眺めて自分で考えるよりも 深い感動があった気がする。
知識もないからね(^_^;)

それから じっくりまた作品をみてまわったり、紹介のなかった作品をみたり。
それも楽しかった。
写真を撮ってしまう日本人の若い女の子もいたけどね・・・。


それから 孤独のグルメタイムに なるのだった~☆
つづく