はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

映画「大統領の料理人」をみてきました♪

 
 
 
 
 
やっと水曜日のお休みの日になりましたので、またまた ひとり映画にいってきました♪
これは見逃したくないとおもっていたので 天気も回復してよかったぁ(*^_^*)
フランスのフランソワ・ミッテラン大統領の初の女性プライベートシェフの実話によるものだそう。
カトリーヌ・フロが主演です。それも楽しみで♪
 
 
☆「大統領の料理人」☆
 
突然 政府高官に呼び出されて、何も説明もされず次々と移動して着いたところが
大統領官邸エリゼ宮
大統領がおばあちゃんの味を求めているとのことで女性シェフが採用されることに。
プライベートシェフとは通常の晩さん会などをしきる主厨房とは別に
大統領が日々官邸にいるときの昼食をつくるしごと。
官邸でのマナーや仕事の内容を説明されるも男性ばかりの大所帯の主厨房では冷やかな扱いで、
それにもめげず オルタンス(カトリーヌ・フロ)は青年パテシェのニコラと奮闘する♪
このニコラはここで初めて一緒に仕事をするのにとても有能で、それがホッとする存在だった。
 
堅苦しい制約の中でも 彼女はどんどん料理をつくっていく。
その料理がまた つくるところから盛り付けまで どんどん美味しそうに でてくる。
器ももちろん大統領官邸のものなので素敵で♪
料理の実力を発揮していくところは 本当に楽しかった。
 
14:50~ の上映だったけれど 目はお腹いっぱい、お腹はグーグーという感じ(@_@;)
ちょっとした静かな間に お腹の音が聞こえないかと心配になるほど(笑)
今日は何を食べよう・・・(作ろうではない・笑)、それが ずっと 頭の片隅にあった♪
 
どこの国でも職場でも利権争いのようなものはあるもので・・・
オルタンスは大統領の求めるものや料理の感想を直接本人から聞きたいとおもっていた。
大統領も多忙な執務の間にも時間をつくり、そのわずかな時間をオーバーしてでも
彼女に大統領自信の求める料理について語る。
「煌びやかで過剰な装飾のような料理はもううんざりなんだ。
 料理の素材の味を楽しみたいのだ」・・・と。
もちろんオルタンスの作る料理も素敵なものなのだけど(普通はどんだけ?っておもうぐらい)
こと素材や料理法については大統領と同じ考えだったので やりがいがあった。
 
でも、どこの国でも職場でも利権あらそいというか派閥争いというのかがあるようで
大統領にあからまさに気に入られ、その個人客からも料理を褒められているのをみると
主厨房はおもしろくない。
ただ失礼な対応でとりあってもくれなかっただけから 
長年勤めているものたちからの辛辣で巧妙な嫌がらせにかわることが 彼女を苦しめた。
大統領がそれを気にかけてくれたのは救いだったけれど、
大統領自身も高齢ということもあって食事制限をドクターから指示されるように。
大統領の望みの料理も作れなくなったオルタンスは疲れ切って官邸を離れることに・・・。
 
それにしても、この窮地をどう乗り越えるかっていう忍耐や根性っていうのはフランスっぽくないのか 
もうちょっと続きが欲しかったのはわたしだけかしら。
この映画のはじまりは フランス領の南極領の島に船が向かうところ船がでてくるので
最初はびっくりした。
予告編にもそんなことは何もない・・・。
オルタンスは官邸を離れてから 男ばかりの南極基地のシェフになっていた。
そこでの近づく別れの料理を準備しながら 過去のことを振り返るという設定だった。
 
彼女はその基地のみんなにも愛され感謝されていたのはよかったのだけれど
最後の最後まで なぜ南極基地にいるのか・・・
官邸でのことの間にちょこちょこ南極基地のシーンははさまれていて
よっぽど何かがあるのかとおもって心配しながらだったけれど(意地悪で飛ばされたとか)
でも理由を知って、それをひっぱるほどではなかったのでは?とおもってしまった(^_^;)
 
大統領が子どもの頃から大好きで読んでいた昔の料理本についての
お気に入りにの理由のひとつが 印象的で。
ただ しっかり覚えていないので あくまでも雰囲気ですが(^_^;)
「風薫るどこどこ地方の豊かな大地でふっくら太らせた鴨と・・・」というような  
はじまりの食材から情緒的な美しいことばで語られるという本で、
確かに読むだけでもちろん作るときだって想像力をかきたてられるなぁ~とおもいました。
オルタンスは料理をするとき 作り方を口で説明しながらつくるという癖があるので
それもこの映画を観ていて楽しくて♪
匂いはしなかったけれど映像と耳で想像できたような気がして
つい にやにやしながら観ていました(笑)
 
うちにも沢山の料理本があります。
最近、涼しくなってきたのでマンネリ打破のためにもと 煮込み料理など読み返して
作ったりしていたのだけど またじっくりみてみたいとおもいました。
じっくりみて 満足して 作る時間はなくなることが多いのです(笑)
 
 
今日の映画も楽しくて、いい刺激になりました☆