出雲大社にお参りに♪④
松の参道が終わり、本殿に向かって右側には最初にガイドさんにおはなしをきいた「むすびの神像」。
そして左側に・・・
慈愛の神像(因幡のしろうさぎ) がありました。
隠岐の島から渡ってこようと わにざめを騙し、
最後にしっぺ返しで皮をはがれ苦しんでいたウサギ、
大国主の腹違いの兄弟たちはずるいウサギをこらしめるべく
より苦しむ方法をうそぶいて教え、より苦しみもだえていた。
兄弟たちのあとからきた大国主そのころは大穴牟遲神
(おおむなぢのかみ)は可哀想におもいウサギが楽になるような
方法を教えた。慈愛のこころ ですね。
そしてウサギのいったとおり、大国主は意中の姫と結ばれたのです。
わたしはこのウサギの後ろにたって、ウサギのように見上げた。
誰も騙したおぼえはないけれど、神妙な気持ちで・・・感謝しつつ
「真面目に頑張ります。」なんておもったりして(笑)
どうもこの像はあまり人気はないようで、ひとりじっくりひたって(~_~;)
そして また銅の鳥居の場所に戻ったのですが 本殿にごあいさつはしていたので
次の目的地に向かうことにしました。
時間ももう足りなくなっていて、足も痛くて痛くて・・・うぅっ(涙)な状態でした。
そこから神楽殿やさざれ石方向とは逆、まっすぐ東側に5分歩いたところにある
「命主社」(いのちぬしのやしろ)。
世界のはじまりの造化三神の一柱、
神皇産霊神(かみむすび のかみ)が
祀られています。
やっぱりお参りしておきたくて。
そしてこのお社の前には樹齢1000年ともいわれるムクの木があります。
まるでトトロが中にいるような(笑)
さてそれから 来た道を少し戻って 南に下り・・・・
「古代出雲歴史博物館」に向かいました。
時間がきっと押し迫ってるでしょうし、足も限界でしたがとりあえず行ってみようとおもって。
わたしは広い庭側から敷地内に入ったので
この博物館の庭や建物を建築物としても
みることができてよかった~♪
フリー画像にはなかなかその角度からの写真は
みつからなかくて残念(>_<)
やっと受付にたどりついて、チケットを購入。
「見てまわるのにどれぐらいの時間が必要ですか?」
と聞くと「1時間あればくゆっくりみていただけます。」
「え?やっぱりそれだけかかりますか?あまり時間がなくて」
「ではまず常設展示場の1をご覧になってください。」
「はい」・・・とこたえてたその時、受付奥の時計は14時45分!!
集合時間は15時15分なのにぃ・・・(T_T)
とにかく15分でみて、10分で駐車場に戻る!
10世紀に、「雲太」ともよばれる高さ16丈(約48m)という日本一高大な本殿があったという学説に基づく縮尺1/10の模型があって。
中心の柱(心御柱)の直径は約3.6m、階段の長さは約109m
中心の柱(心御柱)の直径は約3.6m、階段の長さは約109m
とのこと。
また他の研究者が想像する模型もたくさん展示されていました。
そんなに大きな建造物が建てられたものなのかと不思議ですけど、
確かに本殿の境内には古代の社を支えた柱のあとがしるされていました。
(大きな杉の木3本のまわりを鉄で囲ってつくった柱のあとでした)
古代のロマンだぁ~と 浸る時間もなく 説明を読む時間もなく とにかく「うわぁ~☆」と感じて
さっと受付を通って博物館をあとにしました。
それからは、出雲大社の本殿前を東から西によこぎって どうにか集合時間の3分まえにバスへ。
ホッとしたぁ~!足はもう ジンジン!(笑)
みなさん いっぱいお土産をおもちでしたが わたしは手ぶらでした(~_~;)
そしてまた 稲佐の浜をながめつつ 海岸線を 次の目的地三次ワイナリーに向かったのです。
またいつか ゆっくりお参りにきたいとおもいます・・・<m(__)m>