はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

映画館で「レ・ミゼラブル」を観ました♪

話しの内容は子供の頃に「ああ無情」という本で読んでいたし
前評判もよかったのでちゃんとタオルハンカチを持って 鑑賞しました(笑)
 
始まる前に遅いお昼を食べていたし、この日2本目の映画だったので寝てしまわないか心配だったけど
全然そんなことなかった。
 
ミュージカルのようにうたうばかりというので 「ロック・オブ・エイジス」のときのようにびっくりすることなく
話しにはいれたとおもいます。
 
何といってもよかったのは、アン・ハサウェイのフォンティーヌ。
子供の頃本で読んだ記憶には、このフォンティーヌがそんなに重要な役だったのか残っていないのですが、
女でひとりで苦しい生活環境の中子供を育てるために必死の姿。
無実の罪で職場から放り出されてからの貧困によるつらい仕打ちはプライドを持ちつつ過ごすには
辛すぎる現実で。
それにいたるまでのまだ無邪気で純粋だった頃の自分や今の絶望をうたいあげるシーンは
本当に涙があふれ胸が痛かった。
 
 
とても力強く役にあっていたし、素晴らしかったとおもいます。
 
わたしとしては ジャン・ヴァルジャンの敵役シャベール警部のラッセル・クロウが残念でした。
ミュージカルなのだから もっと本気でうたったら?とおもうぐらい 他の俳優たちと比べても
物足りなくて。
全力でうたう顔のアップなんてそりゃ自分をさらけだしてる感じだろうけど 今回はそうでないと!
もっと腹から声をだせ~!というか 口パクでの撮影とはいえ真剣にうたったのかな~?なんて。
声と表情が合っていない感じ。
普通の映画ならそれでいいのだけれど・・・どのシーンでもそう思ってしまいました。
 
この二人のせめぎ合いは神を信じるもの同士の聖書の解釈の違いともいえるとおもいます。
 
アン・ハサウェイが早くに亡くなってしまうので それからは ジャン・ヴァルジャンと子役や若手で
持ちこたえたような・・・途中退席がいたのは間延びしちゃったのかなっておもいましたけど。
 
アン・ハサウェイが亡くなって、娘の預けてある宿屋にヒュー・ジャックマンがいってでてきたのが
ヘレナ・ボナムカーター!顔をみたとたん、「うわ~、この人がするんだ、嫌な女なんだろうなぁ」って(笑)
わたしこのひと嫌い・・・っておもうぐらい 嫌な役が上手なひと。
ハリー・ポッターやシザー・ハンズ、アリス・イン・ワンダーランドなどに出てる。
俳優でいえば ゲイリー・オールドマンも嫌い(笑)えぐい役が上手!(~_~;)
 
アン・ハサウェイ(フォンティーヌ)の娘役のコゼット。
小さい時も大きくなっての女優もかわいく うたも上手でした。
大人になってからの娘はアマンダ・サイフリッド・・・マンマ・ミーアでもうたってましたね♪
 
コゼットが幼い頃に一緒に暮らしていたエポニーヌ役のサマンサ・バークスにも涙しました。
反政府の青年達もみんな可愛かったぁ♥じゅるっ(笑)
ああ、何もかもは書けないけれど・・・
 
 
最後にアン・ハサウェイがスクリーンに映ったとたん それだけで涙がでてきて・・・
神々しいような姿に感動 (*^_^*)
 
 
最後は一緒にうたっているかのような 錯覚さえありました。
今でも うたが頭の中でぐるぐるしてるぐらいです♪