はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

沖縄にいる母の様子

台風24号チャーミーが日本列島を縦断しようとしています。

昨日から沖縄が大変なことになっているとニュースでみていましたが
九州・沖縄とひとくくりにすることがあるわりには
詳しい地域の様子など 福岡ではわからないままでした。
いま母が沖縄に住んでいるので 朝一番でメールをしたところ
電話がかかってきました。
昨日はジェット機の音のような凄い音と雨風でこわかったけど
今朝はもう落ち着いているとのこと。でも、停電中だそう(^-^;
「海側のホテルの方は数時間の停電のあと復旧していたけど
(母が住む)山側は きっと今から復旧作業にはいるんじゃないかなぁ。」って。
携帯電話ももう電池がないからすぐ「切るね~」と終わりました。

母はわたしのところにも来づらくなってしまって、気持ちも体調もよくなくて
「もう死にそうだから家を離れられない。」といっていましたが
5月に様子をみにきた沖縄の妹に説得されて
8月半ばから沖縄いっています。
「嫌だって断ってるんだけど、何回も(妹が)いってくるの。
 身体もしんどいし 一度家をでたらもう戻れない気がするし。
 やっぱり自分の家が気が楽だしね。」と
本当に元気なく辛そうにいっているけど、でも悩んでいる様子でした。
「好きなようにしていいんだよ。
 行きたいなら連れていくし帰りたくなったら迎えにいくよ。
 誘ってくれているうちに行ってみたら?すぐ戻ってもいいんだよ。」
わたしはただそれだけしか言えませんでした。


沖縄の親族からは
「おばさん選挙の手伝いにきて、僕が生活の面倒はみるから。
 そんなところでひとりでいたら病気になるよ。沖縄に戻っておいで。」と
従弟から選挙の手伝いをして欲しいという理由で誘ってくれて。

「そこの家にも戻れなくてもいいじゃない。誰が悲しむの?
 死ぬなら沖縄で死になさい。みんなに手をとってもらって死になさい。」って
妹であるおばさんが 強く説得していました。


「10月には従弟の息子が結婚式をあげることになっているからお祝いして欲しい。
 息子(わたしの次兄)とはのはのも呼ぶから みんなでお祝いして!」
という誘いもありました。

そんなこんなで母はどうにか気を振り絞って沖縄に行くことになって 
博多駅に迎えにいって 一泊だけうちに寄って(なかなか緊張の夜でした)
そのときも 「とにかくいってみるか・・・。」という感じ。
翌日 空港内はわたしが車イスを押して 
機内まではグランドサービスにお願いして・・・
お迎えもいとこの息子が迎えにきてくれていました。
事前にそのいとこ(といっても40年ぶりぐらいに話すおじさん)から
「面倒はみるけど、チヤホヤはしないからね。いいでしょ?
 心配しないで大丈夫だから。安心して預けてね。」と電話で話しました。


で、沖縄についたその日から 母はすっごく元気!
電話で話しをして びっくりするぐらいです(^-^;
選挙運動にかりだされ ・・・といっても 母は杖をついてふらふら歩くのですが
「いくよ!ほらほら」といとこにいわれ みなさんに手をふって挨拶をする日々、
選挙事務所は自宅兼店舗だったところを利用しているので
母はそこに寝泊まりしていました。
なので 沢山のひとが出入りして スタッフとも話しができるし
昔懐かしいひとが うわさを聞いて顔をみにきて話していくということでした。
自分より年寄りのひとが元気にやってくるって(^-^;

「ちょっと疲れたから休ませてー。」といっても「後で休みなさい。行くよー。」って
連れていかれるの・・・なんていってました。
老人を尊敬しても老人扱いのように甘やかしたりはしないってきいていたけど。
いまの母は めちゃくちゃ早口になって すっごく沖縄弁です(笑)
「疲れすぎないように過ごしてね」とわたしはつい言ってしまいます(^-^;

結局 地方選挙は無事終わって やっと静かになりかけたところにこの台風です。
今日の県知事選は期日前投票がいつもの2倍だとか。
台風を知っている沖縄のひとは準備が万端なんだなぁーと感心しました。

今回の台風は経験の多い沖縄でも とってもひどいもののようです。
とにかく はやく日常の生活が戻りますように。

九州でもまだまだ気になる台風チャーミーです(-_-)
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