はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

西加奈子 「地下の鳩」を読みました

この作品は テレビで紹介されていたようです。
 
大阪ミナミの繁華街で それぞれいろんな事情からそこで生きるひと達の世界のはなし。
 
40歳にして キャバレーの客引きという状況にまで落ちてしまい 自信を失いかけの それにあがいている 昔の
ヤンチャな男。 ヤンチャ というひとことにまとめてしまった(笑)
「大阪」って感じのひとかな・・・。
 
育った家庭環境から いい子である自分の中に暗い汚れた部分をみつけ、とまどいながらも それに自分をみいだそうとして 夜の世界にいきる女の子(29歳)。異色のチーママ。←「異色」でまとめてしまった(笑)
 
二人は 弱い部分とか純な部分とかを持ち寄って ぎこちなく付き合いはじめる。
 
夜の裏の雰囲気とか、その世界の男と女の はかないようなあわれなような姿に 憧れに近い共感や刹那があるのかな・・・?
 
香港旅行の様子は 二人の不器用な独特の生き方が出ているとおもった。
自分の弱さをみとめられず、 素直になれない男に 最後の飛行機での状況が おだやかな生活へのきっかけになったのが よかった。
 
ちなみに 大阪は 北の新地 と 南の難波 という歓楽街があるらしく・・・
「今日は ミナミ or キタ?」って話しになるらしい。
 
ミナミの難波は庶民的な価格で、北の新地は高級。
たかじん」は 北の新地の帝王!だそう・・・早く 復活できるといいですね♪
 
新地で飲むと ひとり 2万~5万円。
ミナミなら、5千~1万円。
これぐらいの差があるそう・・・。
 
福岡の中洲なら どんな感じかしら?
 
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