はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

病室にイノシシ?

先週日曜日、夫の父が急きょ入院しました。
尿管結石が原因らしいのだけど、夜に気分が悪くなって・・・
次の日、手術を終えたあとに 義姉から電話連絡がありました。

義父は依然腎臓をひとつとっていたので そのまま気分が悪いままでいると
心肺停止の可能性もあったとのこと。
しばらくして病状が落ち着いたら結石を砕く処置をする予定。

週末で仕事が忙しいと夫への直接連絡は遠慮したみたいでわたしに。
わたしはすぐに夫にメールをいれ、義姉と話して翌々日病院であうことにしたと。
義母は目が悪いのでひとりで外を歩くことが不安なため、義姉の仕事の都合でしか動けません。
その日に家族3人が落ち合うならと、わたしは別の日に様子をみに行くことにしていました。
義父の様子を夫から聞くと 元気そうだったと。
ちょっと気弱になってる感じがあって 3人が一緒に病室をあとにするときに
「みんな一緒に帰るのか?」と寂しそうだったらしい。
尿管に通した管が外せたので 結石を砕く処置までは帰宅可能とのことでしたが
義母はふたりだけの生活なので不安とのことでしばらく入院させてほしいと医師に伝えたとか。
もちろん義父は帰宅したがっているのですが。

その日の夜、義母のもとに病院の看護士さんがから初期の痴呆の症状がみられるから
退院して自宅に戻したほうがいいと連絡があったそうです。
点滴を外そうとしたり 病室にねずみがいる、タヌキがいるといったりするとか。
次の日、夫が迎えにいきました。

夫が義父と話してみると 会話は普通。
ただ、壁紙の模様などが どうみても イノシシにみえるというらしい?
「おまえにはそんな風にみえないか?」と聞くけど
「見えないよ。それは幻覚だよ。家に帰ったら大丈夫だから。そんな風になることもあるらしいよ。」
と説明したらしい。
夫はわたしにも「ちょっと俺も調べたんだ」といってたけど。
ふーん とおもってしまう・・・もう何もいわない(-_-;)
病室はひとりだったし、テレビもなかったらしいので寂しくてそうなってしまったのかも。
痛みどめのお薬の影響とも考えられるとおもうし。
昨日の夕方 わたしはひとりで義父の好きな「牧のうどん」のかしわごはんを持って
様子を見にいきました。
話しをすると 以前よりずっとシャキッとしていたぐらい。
真夏の暑い時に会いにいったときは ボーっとしていて少し心配だったから。
義父はもう90に近いし、好きに外出もできなくなって仕方ないのかとおもっていたけど。
ちょうど北海道に嫁いだ孫が子供をつれて帰省していて 遊びにきたあとだったからか、
心配させないようにしっかりしようとしてるのか。
義母が「あんたが病院で変な事いうからよ。」というと
「そんなこと言っとらん。」
「言ってないと?」
「言っとらん。」
夫(息子)に心配かけてしまったこと、何度も病院に来てもらったりで手を煩わせたことを
気にしているようでした。
お礼としてお金を渡そうとしたらしい・・・
夫が「俺はいらないから娘にやって。喜ぶから。」といったらしく
わたしがそれを預かって帰りました。
退院した次の日、夫が家での様子を電話をいれて聞いてみるといっていたけど
帰宅してきたときに「どうだったの?」と結果を聞くと
「あ、していない。今からしようかな。」とかけてみて 大丈夫だったとわたしも隣で聞きました。
その電話も両親には嬉しかったようで・・・。
いざという時には優しい息子となっている(^_^;)

どうなることやらと心配しましたが、どうにか今までどおりでいけそうです。
ちょっと緊張した(^_^;)