はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

夜中の子育て

 
金曜の夕方娘が帰ってきて「明日までにアンパンマンのお面を作らないといけないの(-_-;)」という。
明日の泊まりの合宿の夜のだしもので使うらしい。
娘のクラスはまとまりが悪くなかなか決まらなくて、結局アンパンマンのマーチをうたって踊ることに。
それで少し寸劇もあるのでそのためのお面だそう。
絵柄を数人で担当したけれど仕上がらず 全部持って帰ってきたらしい。
あたまに付けるための鉢巻き部分は自宅の材料で・・・・って 時間は今夜だけ!
そしてそれから娘は塾に行ったので22時過ぎからの作業になった。
みていてあまりにも手荒な作りだし、娘はどんどん不機嫌になるし、わたしも眠れないし・・・
イライラしている娘に少し手伝いをしながらどんな風につくるつもりか確認したけれど 
複雑に考え過ぎているし、強度が足りないようだったのでいわれるがままに作ってあげながら
「幼稚園での出し物なら、こんな風に先生たちは作るのよ」と提案して
どうにか早く終わる方法で作り上げた。
うたた寝から目覚めてきた夫が「なんでまだこんな時間にみんな起きてるんだ?」とあきれていた(~_~;)
徐々に娘の気持ちも落ち着いて、やっと夜中の2時に終わった・・・
「母さんありがとう。おやすみ。」といってすっきり眠りにつけたようだった。
 
ホッとしてお風呂に入ろうとしていると、息子が「僕がいまからはいる。」という。
そういえば息子は大学の推薦受験の志望理由書を書いていたんだった・・・
明日提出予定でボールペンで2000字の清書中だった。
「お風呂まだだったの?じゃ・・・急いで入ってね。わたしも明日仕事だから限界だよ。」
大学の志望理由書については随分前から高校の担任の先生と、専属の先生と塾の先生とで
サポートしながら試行錯誤していた。
わたしも意見を聞かれていたけれどもともとの考えのなさも知ってるし、
文章力のなさに悲しくなってしまって口論になったりが多かったから、
具体的に何もいわないことにしていた。
息子と入れ替わりでお風呂にいき出てきたら 「こいつ泣いてるよ~。」って夫がいう。
え?とおもってみるとリビングのソファに突っ伏している息子。
やばい・・・これは時間がかかるモードかも(~_~;)
とにかく私は眠るための準備を続けていた。
「こんなんじゃ受からないって、もうダメだって泣いてるよ~。」ってまた夫がいう。
夫はうんざりして「お前は本当にバカだな。なんでそんなことで泣けるの?早く寝ろ!」っていうだけ。
自分で納得できないかたちで志望理由書ができあがり、期限ぎりぎりに手直しをいわれ
切羽詰まっていたのに 仕上がり具合にも不満があって泣きがはいったみたい。
 
志望理由書の内容については、まず息子が2000字分みんなが納得するようなものが書けない実力
なのだから仕方ない。
どの先生も合格させたくてアドバイスするし、やっぱり担当の先生の意見を優先させろという。
他の先生も息子もちょっと納得できないとしてもそう。
担当の先生を納得させられる文章を自分が書けないからそうなる。
やっと清書のOKがでてひと晩で書きあげろというのにその正式書類にまた鉛筆で下書きをしてから
ボールペンでなぞれといわれたらしい。まだ字も汚いと指摘されたうえ。
いくつもコピーをとって書く練習をしていたのに、気が進まないままそのようにして なぞっていくうちに
字が汚くなってしまったらしい(笑)
もうこんな時間だし集中力が切れたんだとおもう・・・。
そしてまだ入寮希望書の清書もしなくちゃいけないらしかった。はぁ~(゜_゜)
 
ちらりと書類をみて、「ていねいに書こうという努力は伝わるよ。実際、字が綺麗なひとがおもうのとは
違うかも知れないけれどそれも君の実力なんだからひらきなおりなさい。」といった。
「せっかく私立文系優先の指定校推薦枠を国立文系の先生がどうにかひとつとってくれたのに
それに応えるべく頑張ってきたんでしょ。勝手に自分で結果だしてどうするの。
今の自分にできることをして、ダメなら結果を受け入れるしかないの!
とにかく今日はもう寝なさい。明日6時にまた起こすから。」
 
3時過ぎにやっと眠れました(T_T)
夫は「あいつはあのままじゃダメだよ。どこかで揉まれないと・・・すぐ潰れるよ。」
「だから家から出すんでしょ。他のひとは息子が泣くなんて信じられないらしいから、
甘えがでてしまうんだよ・・・それでも普通はひとりで泣くとおもうんだけど(-_-;)」
 
 
次の日 学校から帰宅した息子は普通だったし、書類も提出したらしい。
拍子抜け。わたし、寝不足に心配で頭痛の中で仕事したのに。
やっぱり夜中は思考がおかしくなるんだ・・・子どもにつきあって疲れた夜でした。
 
ほぼ大丈夫といわれていますが、ダメだった場合 センター試験までの間
同じようなことが繰り返されるとしたらうんざりかも。
「そうなるといつかこいつはセンターまでもたなくって、ひきこもるんじゃないの?」
なんて夫は予想する。
「おまえ、とにかく早く決めろよ!」っていっていた。
「僕だってそうしたいよ!」
息子は心配症のビビリなところがわたしにそっくり(-_-;)
でも、わたしは親に何かぐずったことなんてなかったなぁ~。