お風呂のはいり方について
来週末 娘が中学の泊まりの研修に参加します。
常日頃、食事の仕方が大胆過ぎるので 息子と二人で注意しているのだけれど
この研修を機に「お風呂のはいり方」についても確認して教えておこうとおもいたちました。
お風呂のはいり方というのは 各家庭それぞれが自然と教えてきていることなのだろうけど
わたしは特にあらためて教わったことはありません。
中学1年の時の最初の一学期だけ私立中学の寮で生活したのでそのときに覚えたのではないかと。
でも他にいくつか記憶に残っていることがあります。
中学の頃、友人の家にお姉ちゃんの外国のお友達が泊まりにくるということがあって相談を受けて。
「お父さんが外国人だからといって特別扱いしなくてよいというけれど
やっぱりバスタオルは専用のものを用意したほうがいいよね?」
うちは家族みんな専用のバスタオルがあったので そのとき意味がわからなかったのだけど
そこの家庭は バスタオルは共通のもの一枚を家族みんなで使っているとのこと。
両親と姉と友達の4人家族。
「お父さんと一緒?それは別としてもすぐべちょべちょで気持ち悪いでしょ(~_~;)」と聞くと
「なんで?」と逆にいわれてしまった。
友達の家では、お風呂に入る時に銭湯で使うような細長いタイプの
いわゆるフェイスタオルを使って身体を洗い最後にそれで身体をふいてでるので
仕上げのバスタオルはほとんど濡れないのだそう。
その話しはその時のわたしにとって衝撃的なことと 残っています。
おぉ!「和」のはいり方だぁ!っと(笑)
結局 そのときに来た外国人の友人は お風呂のはいり方でそこのお父さんに叱られたそうです。
「お風呂からあがるとき濡れたままあがってくるから脱衣所のマットや床がべちゃべちゃで!」と
友人も呆れて怒っていたのですが・・・。
「だからお風呂のはいり方をいちから教えたんだよ!」って。
確かそのときの友人宅はトイレも和式だったとおもいます。
また小学校の夏休みのとき、
母が父の航海について船に乗り家を空けたことがあって
兄たちはお手伝いさんとの生活で留守番、
わたしは 船での父の同僚でおなじ沖縄出身の
親戚のようなつきあいのあったお宅に預けられていました。
そのときはじめてお風呂屋さんに通ったのですが、
そのときの記憶で強く残っているのが
いつもその家のこどもと一緒に順番に洗い場にいる
お世話になっているおばさんのところに呼ばれ
身体をゴシゴシ洗って貰ったあと、
固くしぼったフェイスタオルで
鼻の穴や耳の穴まで拭きあげられるという記憶。
最初はそれにビックリして、それからいつもお風呂で呼ばれると緊張して身構えていました(笑)
「正しいお風呂のはいりかた」 はどれという決まりはないのでしょうけれど
やはり他のひととはいるお風呂の場合は知っているべきことでしょうから
娘に教えることを書き出してみました。
①着替えは軽くたたんで、隠すところはかくす。
②風呂場にいき、かかり湯をする。(うしろのひとに気をつけて お湯がはねないように)
③身体がお湯のあたたかさになれたところで 洗い場にいき 身体をあらう。
(とりあえず 椅子にお湯をかけて流し、洗面器もいちどすすぐ。
身体を洗うときも シャワーの向きに気をつけて、うしろにお湯がはねないように
洗い終わった後も洗面器や椅子をすすぎ洗面器はふせておく。
洗い場の床の洗剤も滑らないように洗い流しておく)
④使ったタオルはよくすすぎ固くしぼって また身体を隠しつつ湯船に移動。
滑らないように静々と。
⑤湯船に入るときはタオルが湯に浸からないように、頭を包むかたたたんで頭の上にのせる。
そして 足をいれる際は 正面にひとがいないように目線に気をつけて。
⑥風呂から脱衣所に上がる前は、出入り口の横によけて固くしぼったフェイスタオルで身体を拭く。
それから 外にでてマットで足の裏をきれいにし、もういちど身体も拭く。
タオルが濡れても何度も固く絞ってふけば気持ちいい。
⑦そしてロッカー前に移動して、乾いたタオルでふいて着替える。
こんな感じでいいかしら(~_~;)
まずこの①からいわないといけないところが 悲しい(笑)