はのはのブログ 懐かしき日々

Yahoo!ブログでの2006年6月から2019年6月までの記憶

母として思い返す

明日は母の日ですね。
 
昨夜、高校生の息子が 夜暗い中 「赤いカーネーション」を買ってきてプレゼントしてくれました♪
 
 
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恥ずかしいのか、人が少なくなった時間に・・・
小さな細い花束なのに、大きなかみ袋にいれて持って帰ってました。
 
お店のひとの、気遣いでしょうか・・・(笑)
 
 
 
 
○○くん、嬉しかったよ・・・ありがとう♪
 
 
小学校の時は、当日あわてて買いに行って、
花の数のわりに 高すぎるといって、スプレー菊の花束をくれたこともあったね。「ああ、こういう性格かぁ~。」っと思ったな(笑)
 
一輪の大きなカーネーションを一本くれたときは、恥ずかしくて 隠しながら渡そうとして・・・
ポッキリと花首から折れてしまったことも(笑)
ピカルディのグラスに飾ったそれも 嬉しかったのよ。
 
もともと甘ったれの君だったけど・・・相変わらず 母と話すのが好きな 心配なぐらい可愛い息子だよ。
高校生になっても お風呂上がりに背中を掻いて欲しいとよってくる・・・父はそれに不愉快そうだけどね、ふふ。
 
君が一人っ子だった5歳までは、なかなか ふたりで頑張ったよね・・・。
育児ストレスや 夫婦のすれ違い・・・まるで同志のように乗り越えたよね!
君は覚えているかわからないけど、寂しんぼうのわたしは 君の小さな膝に頭を乗せて その小さな手で
よしよしってして貰ったこと・・・何回かあるのよ。
 
突然アメリカで亡くなった船乗りだった父の死の間際に駆けつけたときのこと・・・
大変だけど 君の存在でどれだけ救われたことか。
9月の連休で満席の飛行機の中、2歳未満とはいえ、歩きだして お話ができるようになっていた君と たった一つの座席での長時間の空路・・・
寝る時も膝の上におさまらなくて通路に足がでる、食事のときは通路に立たせるしかなくて・・・。
機内が揺れても歩きたいと泣き、おむつの匂いを気にしながら並んだトイレでのおむつ替えも狭かった・・・。
 
でも、誰もが気遣って声をかけてくれたし 悲しみたくても落ち込みたくても 君がそれをさせなかったの。
通訳がなくても、ホテルでも病院でも君がいれば 誰かとコミュニケーションをとれたし、深刻なその場がなごんだね・・・。
君となら、ふたりになってもやっていけると思ったこともあるんだよ。ふふふ。
 
兄弟が欲しいと、大事にするからと 僕がそういったから・・・と歳の離れた妹をとても可愛がってくれる。
突然現れた 自分より小さな天使に、 可愛いけど くやしくてそんな自分が嫌で自分の髪をひっぱったり
下くちびるを赤ちゃんのように吸ってしまうチック症状が長く続いて 心配したよ。
 
妹にお勉強もやさしく教えてあげるお兄ちゃんだったね。
わたしが仕事で夕方まで帰れないため、友達との遊びに出かけられなくて育児ノイローゼになった小学6年の夏休み。
「そんなに、仕事は大事なのか?今日はいつ帰ってくる?」って嘆いていた・・・あのときは本当に助かったのよ。
小1だった妹をそれぞれ自転車に乗ってピアノのレッスンに通ってくれたね。
私と同じ心配性の君は「何度声をかけても、一時停止はしないし・・・全然いうことを聞かないんだ。」って泣いてうったえたね・・・。
「子供ってそうなのよ。ごめんね。でも、わたしもそうやって君を育てたの。ごめんね。」って一緒に泣いたよね・・。
 
まだまだ 私の好みには程遠いへなちょこの息子だけど・・・君のいいところは やさしいところだよ。
外ではしっかりしてると まわりのひとはいってくれる。
頑張って もう少し男としてワイルドになりなさい!
 
思い返して、あらためてやっぱり可愛いよ・・・今度178センチの大きな体でソファーで斜めにうたた寝してるとき
頭をなでなでしてあげるよ♪
大丈夫、誰かにマザコンといわれないように こっそりさりげなくね・・・ふふふ。
 
 
 
母の日を、じっくり感じる歳になってしまったわ~。